尼子誠久という男

尼子誠久は出雲尼子家の精鋭部隊、新宮党の党首尼子国久の長男です。新宮党はのちに尼子家当主尼子晴久(誠久の父(国久)と晴久の父(政久)は先代の当主尼子経久)により誅戮されることとなるのですが尼子誠久という男はどのような男だったのでしょうか。その行状についてまとめてみました。

1)中井という大鬚の家臣がおり中井を呼びつけた誠久は「鬚が気に食わない」というと畳にねじ伏せ、すりつけた。中井が突き放そうとするも大力にかなわず赤面して逃げた。

2)晴久の右筆・末次讃岐守を見つけた誠久は「汝は武名は高くないが鼻は高い」と罵りその鼻をつかんでひねり、大力の為、末次の鼻は砕け数百日わずらった。

3)誠久が晴久お気に入りの黒田、目黒らをちょっとしたことで散々にののしり恥辱を与え両人を広縁より庭に放り投げたため両人は頭を強く打ちしばらく出仕しなかった。

・・・・・ただのいじめっ子です(ノ_・。)

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